日本茶のコト

ドイツ在中、お茶好き元看護師がヨーロッパ のお茶事情をお伝えします。

お茶の残留農薬~ネオニコチノイド系農薬.

ネオニコチノイド系農薬には、独医薬品・化学大手バイエル(BAYGn.DE)が
開発した「イミダクロプリド」、武田薬品工業(4502.T)と
バイエルが開発した「クロチアニジン」などがあることがわかりました。

このドイツの巨大企業バイエルは、アスピリンの発売で有名になり、
最近では、アメリカの超巨大企業モンサント
の買収で大きなニュースにりましたね。

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Demo in Germany

モンサント社といえば、去年ニュースになった、遺伝子組み換え種子、
除草剤ラウンドアップ など。
去年は以下の大きな判決が言い渡されました。

「 米カリフォルニア州サンフランシスコの州裁判所の陪審は2018年8月10日、がんに罹患したのは種子大手モンサントの除草剤が原因だとして男性が同社を訴えた裁判において、同社に対して2億8900万ドル(約320億円)の賠償を命じる評決を下した」
ビジネス+ITより~https://www.sbbit.jp/article/cont1/35442

以下、このニュースよりキーワードを抜粋しました。

・ モンサントとバイエルは除草剤の2大メーカーだが、
実は除草剤と遺伝子組み換え作物には密接な関係がある。
今回の合併によって、両社は除草剤と遺伝子組み換え作物の
両方を提供する巨大メーカーとなる。

・モンサント→ 人工甘味料のメーカーとして創業、その後、除草剤の分野に進出。
 同社の製品はベトナム戦争で使用された枯れ葉剤の原料→開発されたのが除草剤「ラウンドアップ」農業分野における大ヒット商品となった。農薬や種子の分野に進出。

・農業の現場は、常に雑草や病気との戦い。
 農業と除草剤は切っても切れない関係にある。


・無農薬や有機栽培に焦点があたっているが、農作物の大量栽培を行う場合、これらの製法 ではコスト的に無理がある。

・バイエルは消炎鎮痛剤として有名なアスピリンを開発した医薬品メーカー、その後、総合化学メーカーへと業容を拡大し、近年は農薬や種子の分野に特に力を入れている。

ということで、グローバル企業が農業に多大な(悪)影響を与えることに
デモ運動が世界中に広がっていますが、日本ではどうでしょうか?

国際環境NGOグリーンピース・ジャパンが、厚生労働省に
抗議の声明を発表したそうです。
実際にデモが行われたかはわかりません。

それぞれの県から農業従事者に対して、農薬の取り扱いについての
詳細を読むと、農業がある意味、危険な作業を伴うこと、また
その環境下で生産された食物を毎日食べている私たちの
健康についても考えさせられるものがあります。

農薬を最小限に抑えた、新しい農業のあり方を調べて行きたいです。

お茶の残留農薬~ネオニコチノイド系農薬.

ネオニコチノイド系農薬には、独医薬品・化学大手バイエル(BAYGn.DE)が
開発した「イミダクロプリド」、武田薬品工業(4502.T)と
バイエルが開発した「クロチアニジン」などがあることがわかりました。

このドイツの巨大企業バイエルは、アスピリンの発売で有名になり、
最近では、アメリカの超巨大企業モンサント
の買収で大きなニュースにりましたね。

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Demo in Germany

モンサント社といえば、去年ニュースになった、遺伝子組み換え種子、
除草剤ラウンドアップ など。
去年は以下の大きな判決が言い渡されました。

「 米カリフォルニア州サンフランシスコの州裁判所の陪審は2018年8月10日、がんに罹患したのは種子大手モンサントの除草剤が原因だとして男性が同社を訴えた裁判において、同社に対して2億8900万ドル(約320億円)の賠償を命じる評決を下した」
ビジネス+ITより~https://www.sbbit.jp/article/cont1/35442

以下、このニュースよりキーワードを抜粋しました。

・ モンサントとバイエルは除草剤の2大メーカーだが、
実は除草剤と遺伝子組み換え作物には密接な関係がある。
今回の合併によって、両社は除草剤と遺伝子組み換え作物の
両方を提供する巨大メーカーとなる。

・モンサント→ 人工甘味料のメーカーとして創業、その後、除草剤の分野に進出。
 同社の製品はベトナム戦争で使用された枯れ葉剤の原料→開発されたのが除草剤「ラウンドアップ」農業分野における大ヒット商品となった。農薬や種子の分野に進出。

・農業の現場は、常に雑草や病気との戦い。
 農業と除草剤は切っても切れない関係にある。


・無農薬や有機栽培に焦点があたっているが、農作物の大量栽培を行う場合、これらの製法 ではコスト的に無理がある。

・バイエルは消炎鎮痛剤として有名なアスピリンを開発した医薬品メーカー、その後、総合化学メーカーへと業容を拡大し、近年は農薬や種子の分野に特に力を入れている。

ということで、グローバル企業が農業に多大な(悪)影響を与えることに
デモ運動が世界中に広がっていますが、日本ではどうでしょうか?

国際環境NGOグリーンピース・ジャパンが、厚生労働省に
抗議の声明を発表したそうです。
実際にデモが行われたかはわかりません。

それぞれの県から農業従事者に対して、農薬の取り扱いについての
詳細を読むと、農業がある意味、危険な作業を伴うこと、また
その環境下で生産された食物を毎日食べている私たちの
健康についても考えさせられるものがあります。

農薬を最小限に抑えた、新しい農業のあり方を調べて行きたいです。

お茶の残留農薬~ネオニコチノイド系農薬の恐怖

日本茶の EU 輸出について調べていると、 EU で認められていない
大量の農薬を未だに日本は使用し続けている
という事実が分かります。

日本のオーガニックサイトで、お茶の残留農薬記事を多く見かけるので、
その中からピックアップしました。

そもそもなぜ、大量に農薬を使う必要があるのか?

IN You より~
「品種改良がなされた茶園ほど虫や病気の標的になりやすく、
その防除のためには必要になってくると言われています。

例えば、葉を折り畳んで卵を産みつけてしまうハマキムシ。
その幼虫が葉を食害してしまい、炭疽病やもち病と呼ばれる病害も、茶園を維持するには厄介な存在です。

それらを防御しないと、緑茶の需給安定は難しいと言われています。
要するに低コストで大量に生産するためには必要不可欠な栽培技術である」と。
https://macrobiotic-daisuki.jp/tea-67163.html

よくまとめられているサイトだと思いました。

よくお茶は、残留農薬基準が他の農作物に比べて、
50倍以上も高いことには驚きます。

いくら、 他の農作物と違い、直接摂取するものではないし、
一度に使う量も多くなく、また湯を入れて飲むため、
農薬は溶け出しにくいと言われていても・・・

 

2013年には、欧州委員会によりネオニコチノイド系農薬が
使用禁止になりました。

というのは、「この農薬は人の神経発達障害に

関与する可能性がある」と研究発表があったからです。

そして、現にミツバチの大量死が世界中で

大問題になっています。

人に関しては、男性生殖能力減少や子供の自閉症、
ADHD への関与説があります。

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Bee

にもかかわらず、日本では大幅に緩和されているのが現状です。
ネオニコチノイド系のクロチアニジンという農薬に関しては、
ほうれんそうですが、残留基準13倍までに引き上げられたそうです。
なぜ日本政府は、大幅に緩和したのでしょうか?

自然体系に重大な被害を及ぼすと言われるのに・・・

 

おそらく、大手製薬会社との関係が絡んでくるのだと思います。
去年以下のような判決が出たそうです。

 

[ルクセンブルク 2018年5月17日 ロイター] - 欧州連合(EU)の一般裁判所は17日、ネオニコチノイド系農薬3種の一部使用禁止を支持する判決を下した。

今回の判決の対象となる農薬は、独医薬品・化学大手バイエル(BAYGn.DE)が開発した「イミダクロプリド」、武田薬品工業(4502.T)とバイエルが開発した「クロチアニジン」、スイスの農業大手シンジェンタSYNN.Sの「チアメトキサム」。
ミツバチ保護を目的とする2013年の使用制限では、ネオニコチノイド系農薬はトウモロコシや菜種、穀物などに使用することができないが、甜菜などの作物に対しては引き続き使用可能となっている。」
ロイター通信より~https://jp.reuters.com/article/eu-environment-bees-idJPKCN1II1GV

 

日本とドイツの大手製薬会社が共同で、この農薬を開発していたんですね。
悲しい現実です。
世界では、Stop Bee Deaths という運動が起きているようです。

 

当然、日本は、農薬使用国世界第三位になりますよね。
有機農業は全体の0.2%、有機栽培茶に関しては全体の3%
ほどです。中国より少ない状況だそうです。

 

ドイツの有機農業は全体の7.5%. フランス5.5%。
ドイツ人が健康に関心が高く、EUで一番

オーガニックマーケットが多いそうです。

(EUで一番、糖尿病や心疾患が多いのも影響しているでしょうか?)

 

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ドイツBioスーバーマーケット

 https://www.epochtimes.de/より

 

人体に悪影響を及ぼすという点で、お茶農家の方たちが
体調不良で苦しむというような記事もよく見かけます。
なので有機栽培茶を始めたと。


グローバル企業の私利私欲の裏で、農家の方達は真摯に
安全な農業に取り組んでいるのだとわかると、

私も何かお手伝いしたいと強く感じる今日この頃です。
この次は、お茶農家の方達の有機栽培への取組について
調べたいと思います。

 

ドイツのお茶専門店~TeeGschwendner

 近所の大きなモール(ドイツでも最大級、オランダからも買い物に来るぐらい)
の中にあるお茶専門店: TeeGschwendner を見てみました。

まず入ってすぐのところに、ありました煎茶!
韓国産のオーガニック煎茶でした。
煎茶は、ワールドワイドな名称なんですね。
でも日本産がどこにもありません。。残念ですね。

でも売れているようだ・・・Everyday Sencha

煎茶も人気でている感じですね。

奥の棚下の方に、抹茶セットが唯一置いてありました。
この抹茶は、日本産でした。


ネットで調べたところ、色々な種類の抹茶を売っているようです。
缶のものは、

・ Wa(愛知県産:西尾茶?まろやかで調和のとれた味。

抹茶を初めて飲む人向け、シェイクやスムージー抹茶

向けでもそのままでも美味しいと)
・Sei(静岡県産、日本で最大の日本茶生産地、

理想的な抹茶の味)
・ Kei(鹿児島県産:有機生産までに多大な努力を重ね、

繊細でコクのある味は、日本の茶  アートの真髄),
・Jaku(鹿児島県産:世代から世代へと受け継がれる知識と、

鹿児島の豊かな火山性の土壌はユニークな品質の抹茶を

生み出しています。

TeeGschwendner専用に作られたMatcha Kei(静寂)は、

日本茶が提供するすべて、強さ、愛らしさ、うま味を持つ 本物の傑作!)

色々な地域の抹茶を輸入して、販売しているのですね。
鹿児島県は日本茶の輸出に力を入れてるということがわかります。

TeeGschwendner専用に作られていると紹介されていました。

 

TeeGschwendner のオンラインショップでは、Matcha と
トップページに項目があるので、ドイツでも抹茶人気が
高まっているのだなと感じます。
その他にも、日本産のお料理用の抹茶(でも20ユーロ!)
をパックで販売しています。
https://www.teegschwendner.de/matcha/

韓国産のオーガニック煎茶には驚きましたが、
日本産の煎茶が販売されるといいなと思いながら、
いつものように何も買わずに帰ってきたのでした。

日本茶の残留農薬~ Pesticide Residues in Japanese tea

日本茶の残留農薬

日本茶の EU への輸出について調べていると、日本茶の残留農薬が
かなりあること分かります。 EU では禁止になっている農薬が日本では未だに
使用されているのが現実です。

味も良い、価格もそこそこの安定した質の日本茶を大量生産するには、
農薬を使うしかないようです。
お茶を栽培する農家さんの大変な作業、経済面を考えると農薬を使わなくては
ならないのが分かります。
けれど、 以下の記事を読んで考えさせられるものがあります。


~日本の「茶」の残留農薬基準値は他のどの農産物よりも高く、また日本で認められている残留農薬の数は200種類ほど存在します。

「アセタミプリド」というネオニコチノイド系の農薬(殺虫剤)の場合、

・茶 30ppm
・いちご 3ppm
・レタス 10ppm(サラダ菜及びちしやを含む)

参照:公益財団法人 日本食品化学研究振興財団 残留農薬等基準値

となっています。

「茶」の残留農薬基準値が高い理由として、

・茶葉を直接たべないこと
・1度の摂取量が少ないこと
・抽出するものだから茶葉の農薬は溶け出しにくいこと
・お湯に溶け出す農薬は10%ほど

といわれています。
「ヒトには安全」という宣伝で世界中に普及したネオニコチノイド系の農薬について、実際、使用地域でハチの大量死への関連が懸念されるなど、2013年欧州委員会はネオニコチノイド農薬が「ヒトの神経発達障害に関与する可能性」を正式発表。同農薬の一部種類については使用が禁止されている国もあります。
他の先進国と比べると農薬の基準値・規制が甘い日本の実情。課題は山積みですが、私たち、消費者1人1人の賢い選択がこういった理解しがたい現状を変えていくきっかけになるのでは。
~発酵美より~http://haccobe.com/organic-japanese-greentea/

子供を持つ親としては、お茶は毎日飲むものです、なので安全なものを
与えたい思いがあります。
EU 輸出のためにも、茶の農薬基準の見直しを行政が動き出してもらいたいものです。

Pesticide Residues in Japanese tea

During investigating the export of Japanese tea to EU, 

I found that there are quite a lot Pesticide Residues in Japanese tea .

Some Pesticides banned in the EU, but  they still are being used in Japanese tea, this is the current situation.

In order to mass produce Japanese tea with a good taste and a reasonable price, it seems that we can only use pesticides.
With the hard work of farmers growing tea, considering the economic benefit, they need to use pesticides.

However, there are things that can conciderate by reading the following article.


~ The residual pesticide standard value of "Japanese tea" is higher than any other agricultural products, and there are about 200 kinds of residual pesticide approved in Japan.

In the case of a neonicotinoid-based pesticide (insecticide) called "acetamiprid"

· Tea :30 ppm
· Stroberries: 3ppm
· Salad leaf: 10 ppm 

Reference: Public interest Foundation Japan Food Chemistry Research Promotion Foundation Residual pesticide standard etc.

It has become.

As a reason for the high residual pesticide standard value of "tea"

· Do not eat tea leaves directly
· Low intake of one time
· It is difficult to dissolve away pesticides in tea leaves as it is to be       extracted
· About 10% pesticide dissolves in hot water

It is said.
Regarding the neonicotinoid pesticides widely spread all over the world with the advertisement "safe for humans", in fact, the concern about the mass mortality of bees in certain areas is concerened, etc. In 2013, the European Commission of the European Commission adopted neonicotinoid pesticide Officially announced "possibility of involvement in human neurodevelopmental disappeared.

 For some types of the same pesticide, use is prohibited in some countries.
The actual condition of Japan where standard values ​​and regulations of agricultural chemicals are not strict than those of other developed countries.

Although the challenges are piles up, we, the wisest choice of each of our consumers will trigger a change in these unclear situations.
~ From fermentation beauty ~ http: // haccobe.com/organic-japanese-greentea/

As a parent with children, we drinks tea every day, it should be safe for them.
For export to EU, we want the administration to start reexamining tea's pesticide standards.

ドイツのドラックストア⁻に日本茶はあるか?Part2

 

ドイツのドラッグストアには、dmの他に 「Rossman」ロスマンがあります。
dmよりも、老舗のドラッグストアでしょうか。


こちらでも、たくさんのお茶が売られています。


沢山のハーブティーの中に、抹茶の缶を見つけました。

日本産の抹茶でした。どうやらロスマンオリジナルの
ティーブランドのようです。
やはり抹茶人気が高いのが分かりますね。


煎茶もありましたが、中国産でした。
いつも思うのですが、中国産なら煎茶ではなく、
違うネーミングにすればいいのに。。

ドイツの大手オーガニックメーカー:Alnaturaから販売されている煎茶も中国産でした。


ドイツはだいたい安い煎茶は中国産だということがよくわかります。
この小さな市では、日本産の高い煎茶は全く見かけません。
とても残念な状況です。

先日は、TEEKANNEから販売されている、 ティー バック「りんご味の煎茶」

を爆買いしているドイツ人を見かけました。
本当にドイツの人は、フレーバーティーが好きなんですよね。


このような市場で、どのように日本の煎茶を広めたらいいのだろうと
いつも考えていますが。
今まで、セールス・マーケティングなど経験したことない人間には
将来、ドイツで日本茶を広めるという夢は壮大すぎるな。。
と感じる毎日です。
でも、先日も寿司のレシピ付きで寿司食材の販売しているスーパーの広告を見かけて、

確実に日本食が広がっているなあと思いました。
それと一緒に緑茶も人気が出ることを祈るばかりです。

 

ドイツのドラックストア⁻に日本茶はあるか?

ドイツには、日本版マツモトキヨシ「dm」があります。

オーガニック製品もかなり充実なドラックストアです。


そこで日本茶を探してみると・・・ありました!

BIO:オーガニック抹茶シリーズで販売されていました。
缶入りの抹茶と、 スティックタイプの抹茶、抹茶ラテです。
原産地を見ると日本産と書いてあります。

30gで約1000円なので、やはり高価です。
けれど、ドイツの大手薬局に抹茶が売られるようになり、
こちらでも抹茶人気なのがわかります。

ヨーロッパで肥満度、糖尿病患者が一番多い国だけあって、
最近は健康志向の人が多くなったようです。
ピザと並んで、寿司:Sushi が大人気です。

ドイツ人は、 Kaltes Essen(カルテスエッセン):冷たい食事を夕食に取る食文化があります。
夕飯は火を使わず、パンにハムやチーズなどを乗せて軽めに済ませます。
その代わり昼食をがっつりとる感じですね。

とにかく合理主義で、無駄が大嫌いなドイツ人なので、
(お金に関しても!)
なので茶殻が出る、リーフティーはそれほど人気がなく、
ティーバックか、粉末茶が好みのようです。

しかし、Youtubeでドイツ人がリーフティーの方がお得で、

しかも美味しいよと宣伝
しているのを見かけましたが・・・

今は、日本でも茶殻の片付けがめんどうだなと思う人が多いですし、
外国人にしてみたらなおさらですよね。
やはり全部食べてしまうのが楽ですかね笑。

 

ちなみに、隣に置いてあるBIO:オーガニック緑茶は、フレーバーティーです。dmオリジナルティー。
ジャスミン茶と生姜とレモン フレーバーでした。
緑茶とレモンも意外に合うのだなと、
こちらで飲んでみて発見しました。

でも、生姜とレモンを合わせるかな??

試してみるのに勇気がいります・・・

ドイツ~水の話し

日本の水は軟水ですが、ドイツの水は硬水です。

日本茶には合わないですね。。

 

お茶を入れる時は、ブリタの浄水器を常用しています。

その後に、日本産の炭を入れて何時間か置いておくと

多少まろやかな水になります。

ですが、日本の緑茶の味が懐かしくなりますね。。

 

水の硬度は、カルシウムとマグネシウムの量によって

定義されるそうで、こちらの水はミネラルが多く含まれています。

 

「欧州の地下水や河川水は、石灰質の豊富な地層を、

時間を掛けて流れてくるため、ミネラル成分が水に溶け込んで

硬水になります。日本では、川の流れが急で河川も短いことから、

水に溶ける成分が少ないとされています」

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ドイツニュースダイジェストより

http://www.newsdigest.de/newsde/column/doctor/4955-hartes-wasser/


ミネラルを補給したい時には、ゲロルシュタイナー

(Gerolsteiner®) 74°dH(1,312mg/L)

かなりの硬水、を飲んでいます。

しかし、飲み過ぎると軟便に・・・


そんなドイツの硬水ですが、水出し緑茶にすると美味しいということがわかりました。

のどごしが良く、小学生の緑茶嫌いの息子もこれなら飲んでくれるんです。


水出し緑茶から出るエピガロカテキン(EGC)が

体内に入ると、免疫細胞が活発になり

感染症など病気の予防になるとのことです。

 風邪の季節は、免疫力アップですね!

 

 

 

ドイツで日本茶を探して・・・Part3

ついに、日本茶を見つけました。市内にある、BIO;オーガニックショップで。


ここでもお茶、ハーブティーがたくさん売られています。
こちらでは、カラフルなパッケージが流行っているようです。

ドイツ人は、風邪をひきそうな時はハーブティーを飲んで体を温めて
予防するそうです。

風邪用のハーブティーもあるぐらいで、
すぐに薬を飲みませんね。



産地を確認したところ、日本産で「ムソー株式会社」のものでした。
オーガニックとマクロビオティック製品を扱う会社のようです。

この会社の日本茶には、このような説明がありました。
飲んでみたくなりますね。


https://muso.co.jp/item/43386.html
より。

★有機JAS認定商品です(WOCA)
★三重県産の有機茶葉を使用しています。
  原料茶葉は昔、伊勢の国と呼ばれていた三重県の山間で栽培された
  有機茶葉を使用。大台ケ原山系
  からきれいな川が流れる温暖さ差の大きい地域で栽培され、
  コクのある茶葉ができます。

http://www.yamarinseicha.jp/odaicha/index.html

こちらのお茶でしょうか?

 

三重県は、全国で第3番目の茶産地だったとは知りませんでした。
これからまだまだ、勉強しなくては!

煎茶には、特上、 中、並がランク付けされてるんですね。
ドイツで売られているものは、この値段なので並でしょうか?

棚には残り1パック、売れてます!

お~じわじわと日本茶広がってますね☆

茶農家のコト

 

日々、お茶の事を調べていくうちに、たくさんの感動的な生産ストーリーが、

それぞれの茶農家にあることを知りました。

お茶作りは本当に大変な 作業だと、 調べているうちに改めて知るようになり。

特に無農薬栽培は 本当に手間がかかる のだと。
肥料を与えないため雑草を手作業でつんだり、 堆肥を様々なものから手作りしたり、

茶畑は急斜面のため危険も伴う作業であることも。

 

有機栽培の茶農家が集まって、こんな組合を作ってるんですね。
飲んでみたいですね。

☆新生わたらい茶~
 http://www.wataraicha.co.jp/index.html


これからは、 どのように作られるかといった背景も 思い浮かべながら、

お茶を日々飲んで行こうと思いました。

合わせて現在の、日本のお茶状況も知ることに。

 

「お茶のペットボトルが普及し、急須で淹れて飲むリーフ茶の消費は減少し、

荒茶価格の低迷、そして茶園栽培においては高齢化問題と、生産者は厳しい現実を強いられています。」

 

茶農家の、高齢化に伴って、茶畑が放棄されているとの記事もあり、

日本のお茶産業の危機的な側面も分かってきました。

お茶産業の未来のためにも、何か自分もかかわって行けたらと思う日々です。

ドイツで日本茶を探して・・・Part2

本日は、中型スーパーマーケット「REWE」レーヴェ についてです。

 


ここでも、大きなティーコーナーがコーヒーと並んでいます。
ドイツ語でTeaは、Tee テーと呼びます。

 

リーフよりも、 ティーパックのお茶がたくさん売られていて、
ハーブティー(その種類はすごいです!たくさん珍しいフレーバーがある!)や紅茶、各国のお茶、緑茶など。

見つけたのは、 TEEKANNE 抹茶入り緑茶 ティーパックとリーフ茶です。

BIOビオ:オーガニックの緑茶はインド産で、もう一つは中国産でした。

 

 

他の有名ブランド Messmer:メスメアー からは、緑茶のフレーバーティーが出ていました。
マンゴーココナッツとレモンフレーバーの緑茶ってどんな味でしょうか?
今度、試しに飲んでみようと思います。もちろん中国産の茶葉ですが。

 

 

ヨーロッパへの緑茶の輸出は、残留農薬規制の問題や、

東日本大震災以 降、日本産食品等の輸入に制限がある現状とのこと。

 

けれど、2012年EU各国の検査では、中国産茶葉からも基準超えの残留農薬が相次いで検出された

とのニュースがありましたが、現在の状況は分からないので今後、調べて行きたいと思っています。

 そのような状況にもかかわらず、下堂園のヨーロッパ輸出

サクセスストーリーはとても興味深いものです。

 

早く、ヨーロッパの農薬基準に 日本の緑茶産業が合わせて 行かれることを願っています。

 

日本茶ファイト!

 

ドイツで日本茶を探して・・・Part1

今私は、 ドイツ西部 Nordrhein-Westfalen州の小さい市に住んでいます。

ここではお茶専門店はありませんので、スーパー、ドラッグストアやビオショップで購入します。

 

今日は、大型スーパー Kaufland:カウフランド をご紹介します。

 

ドイツも大型スーパーでは、品物が溢れていて、選択肢が多すぎて 買い物に時間がかかります・・・

お茶コーナーも数々のブランドで埋め尽くされています。

 

 

その中で見つけた緑茶は、全て中国産でした・・・

大手ブランド TEEKANNE から発売されている煎茶も中国産でした。

名前は、Sencha と名づけられてます。 リンゴのフレーバー付。

緑茶のフレーバーティーが流行っているようです。

 

 

ドイツ人は、渋みや苦みが強い日本茶よりも、甘みのある中国茶の方が好みだとか・・

 

こちらの消費税は、食料品(書籍も)は軽減税率に該当し、7%の消費税がかかっています。税込み表示が一般的です。

税率は2パターンに分かれ、ほとんどの商品やサービスは標準税率に分類され、19%の税金がかけられています。

税率が高い印象ですが、それでも日本より物の値段が安いように感じます。。特に食品は安いです。

 

日本茶ファイト!     

 

 

 

コト ハジメ

慣れない生活で、うつ状態の日々に、再び活力をくれたのは日本から両親が送ってくれた 「日本茶」でした。


長年のコーヒー党をパリっと止め!
抹茶、緑茶やほうじ茶などを飲み始め、体調も良くなり、心も癒されました。
また、このブログをスタートするきっかけにも。
やはり日本茶は薬ですね。


ドイツ、ヨーロッパでも日本食が健康意識の高まりから、やはり注目されています。
日本茶もじわじわと広がりつつあるようです。
日々の生活を通して、そんなお茶事情を発信できたらと思っております。

 

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